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成功本との付き合い方

一時期、僕は「成功するための○○」とか「成功するための○ヶ条」
と言った、いわゆる成功本を読んでいました。

もちろん、その中には自分自身の考え方や、行動・習慣に
取り込んだ物も沢山あります。

だから、これらの書物を読むことは全く否定しません。

ただ、僕は最近はめっきり手にすることがなくなりました。

それは、「そもそも成功するって、自分にとって何なんだ?」
という疑問を持ったから。

例えば、あるテストで一番になること、であれば「一番になる
方法」論を一般化することは出来ます。

でも、成功本に書かれている「成功」って、あくまでも
著者が考え、追い求めた「成功」。

つまり、他人が作った基準で評価した場合の「成功」じゃないか
と感じたからなのです。

逆に、成功本を読むことで、入ってくるのは「他人軸の成功」
「他人の基準からの評価」しかなく、他人からだけの評価を
自分の基準にしてしまうと、落ち込むことの方が多くなる
ような気がしたんです。

例えば、会社での上司からの評価を上げることを目指して
頑張っても、上司が変わればその評価基準が変わり、
時には評価が下がることだってある。

「察知力」を書いたサッカー選手の中村シュンスケ君は、
この監督による評価基準の変化を、自分のプレーの
「引き出しを増やすチャンス」と捉えて、むしろ積極的に
新監督の求めている評価基準を「察知」する力を
磨いてきた、と述べています。

こんな風に、他人軸の評価を、自分の成長という形の
自分軸の目標に変えられること。

その力がなくては、きっといくら察知力(空気を読む力)
を鍛えてもだめですよね。


昨日、NHKの「プロフェッショナルの流儀」という、お気に入りの
番組に、競泳の北島選手や中村礼子選手のコーチを務める
平井さんが出ていました。

競泳って、オリンピックのレベルになると、ちょっとした
気負いからくる力みや、弱気になることで生じる焦りが
敏感に体の筋肉に影響を与え、コンマ数秒の大差を生みます。

スタート直前まで、会場内の音楽に合わせて踊っていた
陸上100メートルのボルト選手が、躍動したように
集中力を高める緊張はしても、筋肉はリラックスしている
状態を、自分で作らないといけない。

特に、自己ベストを更新しても、何とか銅メダルに
届くかどうか、というラインにいた200m背泳ぎの
中村礼子選手には、本番でそれが要求されました。

決勝レースのまえ、弱気になっってしまいがちな
彼女に、平井さんはこう言います。

「これまでやってきたことを、信じろ」

酸素の薄い2000mの高地で、倒れる寸前まで自分の
体を追い込んだ猛練習。

彼女はコーチの一言で、メダルを取るという他人からの
評価がもらえる目標ではなく、「自分のレースをする」
という自分だけの目標を追うことに集中できたんだ
そうです。

結果は、自己ベストを大きく更新した上での銅メダル。
競泳女子の2大会連続は70年以上振りの快挙つきでした。

インタビューで彼女は「自分の泳ぎが決勝の舞台で
できた」と言葉に詰まりながら語りました。


会社組織から求められるルールや、評価基準を、自分が
納得して受け入れることは、会社組織の一員である限り
正しい選択だと思います。

でも、一方で必ず、それだけが全てじゃない、他にも
自分が自分を信じられる、自分だけの評価軸があるんだ
ということを、頭の片隅で意識しておくことが
大切なんだと思います。

ときには、組織では表立って評価されないような
業務を、自分の成長のために継続しよう、と思えたら
続けてみる。

気づいたら、周囲のみんながその行為を見てくれていて、
感謝し、組織の評価軸の方が変わる。

そんなことだって、あると思います。

自分にとっての「成功」って、いったいなんだろう?

また考えたいことが増えました。(^^;



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ひげおやじ

コメントをどこに書けばいいのか分からなくて・・・ 

これまでのブログを読ませてもらいました。あなたを小さい頃から知っているだけに、頼もしくなったもんだ と嬉しく思いました。

                                     ハジババ
by ひげおやじ (2008-09-04 08:47) 

ひげおやじ

コメントをどこに書けばいいのか分からなくて・・・ 

これまでのブログを読ませてもらいました。あなたを小さい頃から知っているだけに、頼もしくなったもんだ と嬉しく思いました。

                                ハジババ
by ひげおやじ (2008-09-04 08:49) 

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