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『生くる』執行草舟・著 [読んだ本]

今月は蒸し暑さと、寒暖の差が激しい日が続き
いまひとつ読書のペースが上がりません
でした。

そんな中、今月イチオシの一冊を紹介します。

タイトルは「生くる」。

昨年12月に発行された400ページ越えの本で、実業家、著述家、
歌人として活躍し、現在の消費社会における人間の生き方に
疑問を発信している、執行草舟氏による一冊。

実は昨日、仕事の後、丸の内の書店オアゾに立ち寄った
とき、この本が平置きされていて、良い本はジワジワと
でもちゃんと話題になって売れていくものなんだなぁ、
と実感しました。

3月の大震災の影響で、節電を含めて、日本人の間に、これまでの
生活態度を見直す気運が高まっていますが、本書は、まさにその
日本人が本来持っていた考え方、生活態度、志などを説いた一冊。

とても一気に読めるものではありませんし、読みながら
背筋が伸びるのを感じます。

人の恩に報い、人の情に触れる生き方、時代に振り回されない
自己確立をするための読書、本物を大切に思いながら、
あえて本物を求めない心、口に出さない美徳、厳しさを伴う人格…。

他にも、無償の愛がなぜダメなのか、なぜ本物を求めてはいけないのか、
人にとってなぜ恩が大切なのかなど、感心したり反省したり
大変な思いをして読みきった本です。

夏休みが取れたら、ぜひ読んでみて欲しい一冊です。

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「しあわせ」とは「仕合わせ」。人と人が合わさって仕えている
状態が「しあわせ」の本質である。

生きるとは、捨てて捨てて捨てつくすことに他ならない。

自信とは自ら持つものではなく、他者から与えられる一つの評価基準。

人間は自己を忘れるとき以上に自己を肯定していることはない

線の本質は点の集まり

我々は、三日坊主のままで生きながら、人生の柱だけに
一生坊主を貫けばよい

決め付けは、人間から柔軟な思考を奪い、結果として人生を
行き詰らせる

感情だけに立脚している者は、死ぬまで何の成長もしない

習慣を変える力は、新たなる習慣を置いて他ならない

信ずるとは、信じる自己を信じるということ

運命は動くから「運」命

宿命は自分の過去に存在し、既に動かざるものとなったすべて

感謝はしっぱなしでも良いが、恩は返さなければならない

創造的な者は、すべて古風である

判断は、下すことにすべての価値がある

自分を善人だと思いたい人は、何も物事を判断できなくなる

「ある」も「ない」もなし。すべて「自分の時間」。

作用と反作用。信頼関係を無償だと思う人間は、必ず
信用の利用しか考えていない。
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生くる

生くる




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