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仲間

昨日、以前もここで紹介した、山田ズーニーさんがナビゲート
する、「表現」をテーマにしたワークショップが終了しました。

最終日は、受講生一人一人が年末に大変な想いをして書き上げた
自分なりの表現(文章)を作品の生みの親として他の受講生に向けて
紹介する、という内容でした。

話し手自身が、心を揺さぶられた状態で、皆の前で話をするのですから
聞き手にその揺れが伝わらない訳がありません。

話を聞きながら、自分の感情を堪えるのが大変でした。

講義後の懇親会は、夜23時まで続きました。

名残惜しい、今日でもうこの講座が終わるのが信じられない。
皆さん、どこかそんな風に感じていたのだと思います。

静かで、心地よく全員が語り合っている時間が過ごせました。


そんな、ちょっと寂しい気持ちを抱えて自宅に着いたのが
0時過ぎ。

何となく寝付けず、ようやく横になれたのが深夜2時近くでした。

ピピピピピ

真っ暗ななか、アラームがなります。
時計を見ると朝の5時半。

うっかり忘れていたのですが、今日は息子が出場する地元の駅伝大会
の日だったです。

いつもは夜更かしをしたがる息子は、昨夜21時には横になり、
今朝はスッキリとした良い顔をしています。

朝食を終えて、家を出る前、いつもなら緊張して不安そうな言葉を
発する息子が、「今日はやれる」と言い切ります。

「俺についてくれるサポートメンバーが最強だから」

聞くと、彼を学校から襷の中継地点(彼は全6区間の6区の走者)まで
送ってくれる先生も、付き添ってくれる部員も、大の仲良しなんだ
そうです。

一緒についてくれる、支えてくれる仲間が「最強」だから自分は大丈夫。

その言葉に、昨日の最終講義で感じた一体感のようなものを重ねて
しまい、思わず涙ぐみそうになりました。

「まあ、走れるだけ走ってこいや」

もちろん、体制を立て直し、父親っぽく本人には発破をかけましたよ。

駅伝のゴール地点。

連続撮影モードになっているか?
ピントを常に合わせ続ける追尾モードになっているか?

何度も何度もカメラの設定を確認しながら、ランナーを待ちました。

息子の学校は、20前後の中学が参加するなかで、6位で入って来ます。

通り過ぎるのは一瞬ですので、必死で撮影場所を確保しシャッターを
押しました。

帰宅して、撮影した写真をゆっくり確認しました。

すると、ちょうど右上に、息子に対して大きく声援を送る
チームメイトの姿が写っていました。

彼は、1区を走りきったあと、すぐにゴール地点まで駆けつけて
くれたのだそうです。

ゴール後、集まって来たチームの仲間の輪のなかに、まだ息を
弾ませたままの息子がいます。

中学生の集団にはあまり涙はありません。
でも、高校生の集団には、皆が涙を流しているチームが
いました。

きっと高校生たちは、卒業後には同じ時間を過ごした3年間とは
全く異質の世界が、一人一人を待っていることを、何となく感じている
のだと思います。

「かけがえのない時間」が終わった寂しさが泣かせているのかも
しれません。

中学生の息子たちの、無邪気な顔を見ながら、良い仲間に囲まれた
息子の姿を見ながら、また涙が出そうになりました。

ホンマ、年を取ると、涙もろくなってしまいます。

S0011294.jpg


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コメント 1

ba-ba

ケンタの一生懸命走る姿、涙ウルウルです。

さすが父親、一瞬をうまく撮りましたね!

by ba-ba (2012-01-16 10:42) 

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