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あれから1年

14時46分が過ぎました。一年が経ちました。

昨年の3月11日。僕は会社の自席にいて、月末の会議のための資料作りを
していました。早々に帰宅をあきらめ、会社で一夜を過ごしました。

今日、僕は昨日から一日中泣いている気がします。

NHKの番組に、津波で流された水産加工工場の再開を目指す経営者の
姿をとらえていました。

その社長さんは66歳。

- もう引退しよう -

そう考えたって仕方ない年齢だと思います。

ところが、社長さんは仲間を集め、工場の再開に奔走します。
こんなとき、利潤を追求せざるを得ない民間企業は無力です。

社長さんは、銀行からの融資を断られました。

「何もない。工場を再開したいという気持ちはある。でも金がなければ・・」

そんな社長さんの窮地を救ったのが、ネットを通じて呼びかけられた
個人の支援でした。

一口10,000円からの支援金。支援のお礼は工場で作った水産加工品です。

最後の希望として立ち上げたHPで募った支援金。

なんと、4000人近い方々から資金が寄せられました。
社長さんは支援金を寄せてくれた方々がHPに書き込んでくれた応援の
コメントを読んで、胸がいっぱいになった、と振り返っていました。

携帯にも電話がドンドンかかってくる。あっちの言ってることは
 わかるけど、こっちの言葉は方言がキツくて伝わらなかった」

ちょっと苦笑いをしながら、そんな風に振り返ります。

支援者の期待に応えたい。力をもらった社長さんの工場は再開に向けて
動き出しました。
その作業は、HP上で常に公開されたいます。

人と人がお金によってつながった。立ち上がろうとする被災者一人一人の
「想い」に、自分の気持ちや期待を小額のお金に託す。

そこに、新しい起業ビジネスの大きな可能性がある気がします。

再開された工場で作られた新鮮なワカメがある支援者一家に届きます。

「コリコリしてて美味しい

そう言いながら食べるお子さんの横で、ワカメを食べながらお母さん
涙を流していました。

「このワカメを作るために、どんな想いを、苦労をされたんだろ・・。
 そう思ったら胸がいっぱいになって、泣けて来ました」

そのVTRを見て社長さんも目に涙を浮かべていました。

こうやって、行動している人たちを見て泣いているだけの自分は
何の役にも立ってないのだと思います。

でも、いま自分に出来ることは、被災地の皆さんに想いを寄せること。

それだけでも、出来ることからもう一度始めたい。

そう思います。





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