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映画「インビクタス」 [映画]

機内に持ち込んだ本を読み終えてしまい、
ドバイからサウジアラビアのジェッダに向かう
機内で、ようやく一本映画を観ました。

それがこの作品です。

いやー、良い映画でした。

アパルトヘイト撤廃後の南アフリカを舞台にした
実話に基づくストーリー

本作の魅力は、なんと言ってもネルソン・マンデラを演じた
モーガンフリーマンの演技です。

出演に際して、相当マンデラのことを研究したのでしょう。

仕草、話の仕方、すべてがまるで本人です。

新しい国を作るため。4300万の国民を一つにするために
彼が選んだのはラグビーというスポーツでした。

「いま、この国には奇跡が必要なんだ」

そして、本当に奇跡が起こる。

多少の脚色は入っているのだと思いますが、新しい南アフリカに
とって、マンデラ氏が大統領になったこと、それ自体が奇跡
なんだと思います。

久しぶりに、洋画で心に染みる作品に出会えました。





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風が強く吹いている [映画]

今年中学生になった息子が陸上部に入り、
長距離を始めたこともあって、家族で一緒に見ました。

おんぼろのアパートに住む、普通(じゃない)の大学生
「ハイジさん」というニックネームの、熱いリーダーの元で、
箱根駅伝を目指すという物語。

正直言って、荒唐無稽な話ですが、若い出演者たちが、
この映画のために鍛え抜いたんだなぁ、と感じさせる
走る姿の美しさ、スピード、そして箱根駅伝全体を再現
した映像が素晴らしく、見終わったあとに
とても心地よい気持ちになりました。

2時間の映画なので、登場人物10人、それぞれの抱えている
挫折・コンプレックスが深堀りできず、感情移入感は
浅かったですが、それでも、ハイジに巻き込まれる内に
自分の取っての「走ることの意味」を、それぞれが
見つけていく過程が生き生きと描かれています。

「走るって何だろう?その答えはまだ見つかっていない」

映画の最後に語られるハイジの言葉。



駅伝は、襷を渡されたとたんに、一人の戦いになる
ある意味、孤独なスポーツだと思います。

でも、その瞬間に至るまでには、時にぶつかりあいながら
信頼以上の絆で結ばれた仲間がいるという幸福感がある。


ハイジは膝に故障を抱えています。

駅伝の当日、彼は医者に「将来を考えれば走るべきではない」
と言われます。

それでも、彼は「走ること」を選びます。

「将来」得られる「何か」より、箱根にたどり着くまでに
自分自身が「走ること」で得たものを優先した。

時に、我々大人は、「将来を考えて無理するな」
「ここで無理したって、将来良いことはない」という
言い方を子供たちにしてしまいます。

もしかしたら、これは間違っているかも知れません。

「死んでしまって天国に持っていけるのは、
 確実に『形のないもの』である」
 
何かの本で読んだ言葉です。


自分もふくめて、子供たちが、『形のないもの』が
目の前にあるのに、それに気づかず、自ら手放してしまう。

そんなことのないように、したいです。







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映画「ハゲタカ」と、鳩山総理の沖縄訪問 [映画]

大河ドラマでの武智半平太役での存在感が気になり、
役者・大森南朋が主演しているということで
手に取ったDVDです。

内容は「企業買収」をテーマにした真山仁原作の
TVドラマ『ハゲタカ』の劇場版。

「ハゲタカ」の異名を持つ天才ファンドマネージャー・鷲津政彦と、
「赤いハゲタカ」を名乗る中国系ファンドの使者・劉一華の
大手自動車メーカーをめぐる買収戦争の行方を描いた作品です。

この作品を観たのは昨夜なんですが、ちょうど今日、
鳩山総理の沖縄訪問のニュースを観ていて、改めて
これからの日本への不安が高まりました。

一国の総理大臣が、国の政策の柱でもある国家の
安全保障を、将来像・自分自身の意見といったものを
何も持たずに語り、決めていく。

ただただ低姿勢で、言葉使いを丁寧に、台風が
通り過ぎるのを頭を下げて待っているだけの
彼の姿を見て、この国は、一度、徹底的に
外国に侵略されなければ目を覚まさないのかも
知れない、と鳥肌が立ちました。

映画「ハゲタカ」では、最後に日本企業の象徴として
残るものが「モノ」でした。

でも、いつまでも「モノ」が象徴で良いのでしょうか?

日本製品ではなく、日本人が世界にきちんと考えを
発信する。

いつまでも「米国との関係」を考慮し、「沖縄の
みなさんに負担をお願いする」という言い方しか
できない日本の政治家のだらしなさに、前の晩に
見た中国からのハゲタカファンドの姿が重なり
さみしい気持ちになりました。

「人が想像できることは現実になる」と言います。

このままで、良いのか?、自分にできることはないのか?

ちょっと焦る気持ちに襲われた、そんな一日でした。


映画 ハゲタカ(2枚組) [DVD]

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ディア・ドクター [映画]

「先生、一緒に嘘、ついてくださいよ」。

山あいの小さな村。唯一の医師として人々から慕われていた
ひとりの医師が失踪した。

そんな「失踪事件」から始まるストーリー

思いっきり泣かせるわけでもなく、感動して
しばらく余韻の浸ってしまうでもなく。

でも、しっかりと心に「暖かな想い」を残して
くれる。

そんな、佳作でした。

ストーリーの面白さよりも、登場人物の存在感が
この作品の生命線だと感じます。

主人公を演じた鶴瓶さん。

柔和な笑みを満面にたたえているのに、目だけ感情が
抜けている。

そんな存在感たっぷりの演技。

その他看護士役の余貴美子さんは、相変わらずの迫力。

MR役の香川照之さんは、やっぱり上手いです。

そして、もう一人の主人公、と言っても良い女性を演じた
八千草薫さん。

その凛とした存在感、最後に見せる笑顔は、この作品の
印象のすべてを決めている、と言っても良いくらいでした。

何か明確な結論が提示されるわけではない、余韻をたっぷり
残す作品で、「これぞ日本人の作品!」と言い切れる作品です。

<ストーリー>
山あいの小さな村。唯一の医師として人々から慕われていた
ひとりの医師が失踪した。

警察がやってきて捜査が始まるが、驚いたことに村人は、
自分たちが唯一の医者として慕ってきたその男について、
はっきりした素性を何一つ知らなかった。

やがて経歴はおろか出身地さえ曖昧なその医師、伊野の
不可解な行動が浮かびあがってくる――。





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さまよう刃 [映画]

久しぶりに、DVDを借りて来て観た映画です。

原作の読後感もそうでしたが、それ以上に、この映像作品を
観た後の感想は「やるせない」です。

公開時にずいぶんと話題になりましたし、取り上げられている
テーマについては多く語る必要はない、と思います。

未成年の起こした無惨で身勝手な殺人事件。
犯人が未成年であるが故に、下される判決は、犯した罪の
残虐さとは全く釣り合わないほどの軽い刑になることが
予想される。

そんな状況下で、被害者の父親が起こす復讐。

日本の法律では、復讐は認められません。

そして、未成年者はまだ更生する機会、つまり「未来」がある、
が故に、保護されるべき、というのも日本の法律。

でも思うのです。

未来はそれだけで単独で存在するものではありません。
過去があって、今があって、初めて未来がある。

未成年者の「未来」だけを、重視するような、現在の
日本の法律には、理屈では割り切れない「やるせなさ」
が残ります。

この作品で、原作者も映像化した監督も、決して
スッキリとした解は提示してくれません。

きっと、一人一人の持つ「正義」までは、法律で
同じにそろえることは出来ないから。

やるせない。でも、真剣に考え続けなければならない
テーマを提示してくれた作品でした。

主演の寺尾聡さんの好演が光る、良い作品です。


さまよう刃 [DVD]

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青い鳥 [映画]

その日の前に」や、「流星ワゴン」など、読めば必ず号泣して
しまう作品に魅了されてファンになった作家 重松 清さんの
原作を映画化したものです。

レンタルDVD屋の棚にひっそりと一点だけ置いてあったのを
見つけて借りてきて、いま見終わりました。

ズバリ大傑作でした。

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前学期、いじめられていた一人の男子生徒 野口が起こした
自殺未遂で東ヶ丘中学校は大きく揺れていた。
新学期初日、そんな2年1組に一人の臨時教師が着任してくる。
村内という男性教師の挨拶に、生徒たちは驚く。
彼は、吃音だったのだ。
うまくしゃべれない村内は、その分“本気の言葉”で生徒たちと
向かい合う。
そんな彼が初めて生徒に命じたのは、倉庫にしまわれていた
野口の机と椅子を、教室の元の位置に戻すことだった。
そして毎朝、その席に向かって「野口君おはよう」と
声をかけ続けた。
=================================================

被害を受けた生徒は転校し、学校側は、生徒たちに
「先生が気にいる」反省文を書かせ、目安箱のようなものを
設ける等して体裁を取り繕い、生徒たちは事件を忘れようとします。

そこに事件が起こったクラスの担任教師がダウンした間の
臨時教師として村内(阿部寛)が学校に赴任します。

彼はひどい吃音で、どもりが激しく発声に難があります。
でも、だからこそ、選んで話す一言一言が実に鋭く重い。

彼は、生徒たちに、
「人が本気で話している言葉は、本気で聞かなきゃだめなんだ」
と語り、心からしぼりだすように話す言葉が生徒の心に沁みて
いきます。

印象的だったのは、自殺未遂を起こした生徒の遺書に、
イジメ犯人として自分の名があったと思いこむ一人の生徒。

彼が村内に思いをぶつけるシーンです。

村内先生はゆっくりと語りかけます。
「反省して、一からやり直す、なんて卑怯だろ?
 野口君(いじめにあい自殺未遂を起こした生徒)は、
 一生忘れない。
 みんなは、一人の人間に対して、それだけのことをしてしまった。
 そのことに対する「責任」をとらなければいけないんだ。
 罪にならなくても、自分がしたことには責任を取らないきゃ
 駄目なんだ」

「人はみんな弱いんだ。だから本気でがんばるんだ。
 いま、君が感じ話したことを、これからの自分の為に、忘れるな。
 別に強くなる必要なんかない。」

なぜか涙が出て止まりませんでした。
気がついたら、泣いていた、という深い感動なんだと思います。

やがて、休職していた担任の先生の復帰が決まります。

その少し前、職員室で隣り合わせた若い女性教師が、
こんな問いかけをしていました。

「私たち教師は、人に何かを教えることができるのでしょうか?」

別れ際、村内先生は彼女にこういいます。

「人に何かを教えることなんて出来ません。
 ただ、そばにいるだけなのかもしれません。
 でも、運が良ければ、何かを伝えることが出来るかも
 しれません。」

ラストに近いシーン。
村内先生は、生徒たちに
「以前に書いた反省文を書き直したい、と思っている人は
 ここにある原稿用紙に好きなだけ書き直してみてください」
と呼びかけます。

彼に思いをぶつけた生徒は、ためらいながらも原稿用紙を手にとり
「想い」を書き綴りはじめます。

その姿を見ていて、改めて「言葉は考える(想いを形にする)
ためにある」のだと感じました。

事実を自分は「どう感じ」「何を思ったのか?」。
想いを絞り出し、言葉にする。

そうして発せられた言葉は、つたなくても「本気の言葉」です。

「本気の言葉」で自分を表現できる人になりたいし、そして
また、話し手のを「本気」を、きちんと感じられる、そんな
人になりたい。

そう感じさせてくれた作品でした。

それから、臨時教師役の阿部寛の演技!
素晴らしかったです。彼の代表作になるんじゃないかな。


青い鳥 [DVD]

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ミラーを拭く男 [映画]


今週末は、名古屋で過ごしました。
2日とも雨の降らない日でしたが、その分蒸し暑いこと・・・

結局、生活必需品と食事の買い物以外は、外出せずひっそりと
過ごしていました。

何となく寡黙に過ごしたかったのか、レンタルDVD店で目に留まった
のが、「ミラーを拭く男」という作品。

この作品は、つい先日亡くなられた緒方拳主演の映画で、最近になって
DVD化されたもののようです。

================================================
定年間近の皆川勤(緒形拳)は、ある日、交通事故を起こしてしまいます。
相手の少女は、無傷でしたが、この事故にショックを受けた彼は、
事故現場を訪れて、カーブミラーを拭き始めます。
その後、彼は、家族に内緒で仕事を辞め、近所のカーブミラーも
拭きはじめ、やがて全国のミラーを拭くことを決心して、
ひとり北海道に旅立って行く・・・。
================================================

定年近くまで、実直にまじめに過ごしてきた男が、交通事故をきっかけに
して、ただひとり、カーブミラーを磨く旅に出る物語。

被害者家族ともめたり、ミラー磨き隊が出来たり、いろいろな波乱は
あるものの、全体としてはとても淡々とした映画です。

というのも、この映画で緒方拳さんは、ほとんどセリフをしゃべりません。
たまにしかしゃべらないので、しゃべれない人の役をしているかのよう。

本当に、寡黙です。

まじめ一筋に生きてきた主人公が突然に起こしてしまった事故。
ショックに耐えかねて、自分の殻に閉じこもってしまう。

でもそんな主人公を、TVのクルーが追いかけ始めたり、奇妙な
形で周囲が勝手に盛り上がっていきます。

そんななか、主人公はただひたすらにミラーを拭い続ける。

ただただ、だまって自転車に乗って、ミラーを見つけてはそれを
拭くだけの男性の姿を描いた映画なのですが、その男を緒方さんは
その存在感だけで演じきっています。

改めて、緒方さんは名俳優だったんだ、と実感させてくれる
作品でした。

もう緒方さんの新作映画は見れないんですね。




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スラムドック&ミリオネア [映画]

先週のことですが、映画『Slumdog Millionaire』を観てきました。

映画は好きな方なのですが、「40代の中年男が一人で映画館に行く」
という寂しい絵を自分が勝手に想像して、なかなか映画館にロードショウ
を見に行くことができず、もっぱらDVDレンタル出張時の機内での
観賞が主流でした。

そんな話を同僚の若手と昼食時にしていたら、

「今度、同期で一緒に『Slumdog Millionaire』を見に行きますけど
どうっすか?」

とのコメントが。

もしかしたら、彼らは冗談のつもりで言ったのかも知れませんが、
図々しい僕は、会員との同伴割引も利くということで、20代の
若者3人を引き連れて仕事の後、映画館にいってきました。

まず感想は、やっぱり良い映画だった!です。

なんとなく、「クイズショーで突然ミリオネアになった
スラム出身の若者が、大金に巻き込まれて、急に不幸になる話?」
と思っていたのですが、純粋なラブストーリーでした。

インドが舞台、インド人の役者だけが出演、ということで、
先入観があったわけですが、予想に反してカメラワークも
垢抜けていました。(イギリス映画なんですね・・(^^;)

例えば、ムンバイのスラム街と、その貧困生活を、スラムに入り込んで
写し取っているのですが、その凄まじさ・リアリティと同時に、
その中にある『生命力』も感じさせるスピード感溢れる映像。

最近、出張で訪問したムンバイで自分が実感した感覚が、
そのまま映像化されていて、感動しました。


映画は残酷な拷問シーンから始まります。

「お前のようなスラム育ちの無学な負け犬が、ミリオネアのクイズで
 全問正解する訳がない。どうやって回答を盗んだんだ。吐け!」

ここから、クイズショーの進行と合わせて、質問の答えを、
主人公がなぜ知っていたのか?という謎に対する答えが、
主人公の青年の人生の回想により明らかになります。

ヒンドゥーとモスリムの争いで母親を失った孤児の兄弟の
サリームとジャマール(主人公)、そして同じく孤児の少女ラティカは、
乞食業でお金を集めるマフィアに拾われ、そこから逃げよう
として離ればなれになります。

兄はその腕っ節の良さを買われ、ラティカを奪ってチンピラとなり、
弟のジャマールはお茶運びの勤労青年になるのですが、
彼はいつまでも初恋の相手であるラティカのことを
想い続け、必死に彼女の行方を捜します。


そして、彼はTVのクイズショーに出演。

偶然にも答えを知っていて、膨大なお金が手に入る。

スラム育ちの彼にとって、その金額は莫大なものです。
でも、彼はそれを全部失うかもしれないのに、挑戦から降りようとは
しません。

お金が欲しくてやっているのではなく、一分でも長くTVに
映っていたかったから。あのラティカが観てるかもしれないから、
と思う一途さが、最後の最後に。

とても心が温まるファンタジー映画でもありました。


映画の最後に小さく『It's written』という文字が出てきます。

ネットで調べてみると、これは聖書からの表現だそうで、

「もともと人間には自由意志はなく、人生で起きることは
 全て決められている」

という考え方。

つまり『運命』。全てが幸せなラストに辿り着くために起こったことである、と。

「自分にとって大切なことを忘れることなく、毎日をひたむきに
 生きることの大切さ。」

この映画で貫かれているメッセージなんだと思います。

あと、役者の子供たちがめちゃくちゃ可愛く、まぶしいくらい
でした。

「おくりびと」も良かったですが、この映画もお勧めです。
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週末に見た映画 [映画]

今週末は、DVDで2本の映画を観ました。

選んだのは

Sweet Rain 死神の精度」
「チームバチスタの栄光」

の2本です。

実は、このどちらも原作本を読んでいたので、
ストーリーはわかっていましたが、それがどんな
キャストで、どんな風に映像化されているのか
すごく興味があったんです。

結果は、個人的には大満足!

まず、「Sweet Rain 死神の精度」。

原作が小説だと、先に小説を読んでしまうと、映画との
ギャップに悩まされる事が多いのですが、この映画は
本当に原作に忠実に映像化されている、と感じました。

確かに、原作を読んだ際の感覚も、目の前に映像が
浮かんでくるような文章だったことを思い出しました。

伊坂幸太郎さん、なかなかの才人です。

特に、死神役に金城 武をキャスティングしたところは
当たりでした。

彼の話す日本語は、ちゃんとしているのですが、どこか
微妙に日本人ネイティブと違う。

これが、浮世離れした死神の設定とマッチしていました。

原作は6編の短編集ですが、映画版はその中の3編を使っています。

違和感なく使われる映像効果もよく、全ての謎が解ける
エンディングは、原作を読んでイメージしたシーンを
超える、心に残るシーンに仕上がっていたと思います。

「止まない雨は無い」と最後に見ている人に語りかけるような
ラストでした。

あと、主題歌を主演女優の小西真奈美さんが劇中の役名で
歌っているのですが、これもなかなかです。

http://jp.youtube.com/watch?v=CQIF_vTOjZc&feature=related


続いての「チームバチスタの栄光」は、言わずと知れた
このミステリーがすごい!のグランプリ受賞作の
映像化です。

原作の面白さは保障つきですから、あとは濃いキャラクタの
登場人物を誰がどのように演じているか?が期待でした。


医療ミスを調査する竹内結子が、役所のオエライさんである
阿部寛の力を借りて、徐々に事件の確信に迫っていく
のですが、とにかく竹内結子と阿部寛が面白い!

二人の絶妙な掛け合いがまさにコメディで、テンポよく
物語が進んでいきます。

特に、厚生省の役人役の阿部さんの演技は特筆もの。

これだけ濃いキャラを演じきれる俳優さんは
この人しかいないのでは?と思わせます。

こんな「濃い」キャラクターになりたい・・。

基本はコメディタッチですが、手術のシーンなどは
丁寧にお金をかけて撮影されたことが感じられ、
話題の原作に負けない作品にしようと、作り手も
頑張ったのでしょう。

ということで、まだまだ残暑が厳しく、夏バテ気味の
オジサンには、ちょうど良い骨休みができました!



チーム・バチスタの栄光

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  • メディア: DVD



樹の海 [映画]

昨夜は、その前の晩に見た「天使の卵」のDVDの新作予告で
紹介されていた「樹の海」という映画を観ました。

富士の麓に広がる広大な緑の海・青木ヶ原樹海。
この“樹の海”を舞台にして、4つの物語が織り込まれた
構成になっています。

借り逃げした女を追いかけ、樹海へと足を踏み入れた
消費者金融を営む男。

樹海で自殺した女性と、自分が一緒に写っている写真
探偵に見せられるサラリーマン。

日々何事にも関わらず、自分の経歴を隠し続けて駅売店に
勤める女性。

公金横領の罪を一身に背負わされ、樹海に放り出された男。

それぞれが、自分の目の前に”死”を感じ、そして
そんなときこそ、改めて強く「生きよう」という願い
の存在を確信し、再生していきます。

「死」を意識すると、人の心は透明になる、と言います。

きっと生きているって、それだけですごいことなんだ。
明日の朝目覚めたら、まず目覚められたことに感謝して
一日をスタートしたい、と思います。

樹海での自殺、を題材に選んだこの監督の願いは
「生きて欲しい」なんだと感じました。

樹の海 スペシャル・エディション

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